仕事で自分を伸ばそう

「伸びる社員」「伸ばす社長」「優秀なリーダー」について簡潔にお話しします。

情報の縦ロスを無くそう

 会社にとっての悪い情報は、社長には届きにくいものである。

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 情報の縦ロスであるが、一般層から発信された情報(多くの場合、営業や開発や生産などの最前線での多くの問題点)が、報告されずに潜在化してしまうことがある。

 本来は、管理者層を通じて社長に報告され、適切な解決策がとられれば問題はないのだが。

 多くの社長は、問題点を聞くよりも良い話を聞くことの方を好むので、管理者はその傾向になりやすい。

成長を自覚しよう

 人は成長することにより、多くの可能性が見えてきて実現するものだ。

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 自分が成長を感じることは、最高の幸せである。

 なぜなら、成長によって多くの可能性が現実に実現して行くからだ。

 

 自分が意図したことが、知識の吸収、知識の結合、そして可能性の実現への行動というプロセスを通じて現実になって行く。

 そして、そのことに満足感と達成感を味わうことが出来る。

 このような流れは、人生の大きな生きがいになる。

夢を持とう

 自己改造10年計画を立てるときに大切なことは、10年後に実現する「自分の夢」を持つことだ。

 計画を立てたり実行するときには、いろいろな障害(出来ない状況やいくらかの失敗)が出てくるが、このときに、夢はそれらを乗り越える大きなエネルギーになる。

 すなわち、この自分の夢を持つことが、10年計画を完遂させるときの大きな動機付けになる。

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 ところで夢とは、自分は優秀なリーダーになんのためになるのか、その目的だ。

 本来は、夢を持ってから10年計画を立るのがよいが、逆に10年計画を立て、それを実行して10年後、優秀なリーダーになっている自分の姿をイメージして、どのような夢が実現出来そうなのかを考えて夢を作ってもよい。

 この夢は人それぞれで異なるが、自分の「したいこと」や「なりたい姿」など、大きな喜びを感じられることなら何でもよい。

 たとえば、会社で働いているサラリーマンやサラリーウーマンの夢は、自分の好きな仕事をすることや部長や取締役、さらには、社長になることなどだろう。

 また、独立して自分の会社を持つ、何人かの人と共同して好きなビジネスをはじめる、外国で商売をする…などもあるだろう。

 まあ10年後のことだから、10年間打ち込めばたいていのことは実現出来ると思って、気軽に夢を創造することだ。

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 しかしながら、一方では、自分の夢を持てずにいる人が非常に多いと思う。

 特に若い人の中にも、「自分の夢を持ったとしても、そんなもの実現ができるわけがない。まして、10年先のことなんか、世の中がどのように変わるか分からない」というように考えて、夢を持てないでいる人が多いように感じている。

 夢というのは「したいこと」や「なりたい姿」であって、それが「実現出来るか出来ないか」というレベルで考える必要はない。

 夢が実現出来るか出来ないかは、今決まるのではなく、10年後の努力の結果なのだ。

 だから、出来るか出来ないかを、夢を作るときに同時に考えるのは無意味なことで、夢を作ってから10年間の長い期間の中でじっくりと考えて、そして、必要に応じて軌道修正していけばよい。

 

 夢が持てないことは、1回限りの人生を生きる上で、非常に損なことと思う。

 はじめから諦めてしまっては、何事も絶対に実現しない。

 「その夢は必ず実現する」と思い続ける10年間が、夢を実現するためには必ず必要なことだ。

 なぜなら、10年間思い続けていると、それに関する情報を無意識に取り込んだり、また数少ないチャンスを逃すことなく、うまくつかむことが出来るからだ。

 だから、思い続けることが出来たら、夢が実現する可能性はぐっと高まる。

 そういった意味では、自己改造10年計画というのは「夢を実現させる具体的な手段である」とともに、「夢を10年間忘れないための、追い続けるための手段である」とも言うことが出来る。

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 夢を持ちにくい世の中になっているかもしれないが、考えてみれば夢を持つことは誰にでも出来ることだ。

 誰もが夢を持つことを許されている。

 自分の夢と自己改造10年計画、この2つがそろったときに、「優秀なリーダーへの道」と「夢を実現する道」が開けたといえるだろう。

組織のロスを無くそう

 組織ロスには、「情報ロス」「行動ロス」「意思決定ロス」がある。

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 組織の相乗効果が発揮されない原因には、大きく分けて「情報ロス」「行動ロス」「決定ロス」の3つがある。

 

 まず情報ロスであるが、この中には「縦ロス」と「横ロス」がある。

 縦ロスとは、組織の縦の系統(経営層⇔管理層⇔一般層)を情報が流れにくいことを言う。

 経営層から発信された情報(多くの場合は業務の指示)は管理者層で具体化されてから一般層に流れていかねばならないが、何らかの理由で止まってしまい情報が消滅してしまう。

良い友を持とう

 本音で話し合える友を持つと、お互いに切磋琢磨できる。

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 本音で話し合い、相互の感情に迫ることができる友を持つことは、大変な幸せである。

 言いたいことを言い合える友は、理性と感情の全てを共有化でき、感情に働き続けることができる大きな財産である。

 

 ときにはライバルにもなり、そしてお互いに成長していく。

自己改造計画を作ろう

 さまざまな優秀なリーダーの考え方を、これらをどのようにして自分なりに学んで理解し、そして体得していくか、1番大切なポイントは「上手な計画化」だ。

 何でもそうだが、一気に身につく、また体得できるというものはない。

 時間をかけて、じっくりとコツコツと一歩ずつ、優秀なリーダーへの道を登っていくものだ。

 その期間としては、10年間くらいが適当だろう。

 10年間というのは長すぎる印象を受けるかもしれないが、性格的な部分を含んで改造していくわけだから、あまり短期的に考えないで、10年先を見てじっくりと取り組むことが必要だ。

 ただ、過ぎ去ってみると、10年というのは本当に早いものだ。

将来設計をする人のイラスト(女性)

 では、具体的にどのようにして、10年計画を立てたらよいのだろうか。

 まず、今までにブログに書いた「優秀なリーダーの考え方」について、自分をよく見つめることだ。

 そうすると、自分に全く欠けているもの、かなり備わっているもの、また、平均点と思われるものに分けることができる。

 

 そして、これからマスターする必要性を考えて、優先順位(Aランク/Bランク/Cランク)をつける。

 たとえば「プロ意識」について、「自分はプロ意識を持っている」と考えるならば、それは優先順位が低い(後で取り組めばよい)Cランクの課題になる。

 しかしながら、自分はプロ意識に欠けていると考えるならば、すぐに取り組むべきAランクの課題になる。

 また「過去へのこだわり」について、「自分はいつも過去のことをよく覚えていて過去をもとに現状を考えやすい。そして人に対して、なぜ過去と現状が違うかよく聞くことがある」のであれば、過去にこだわる性格が強いので、これは、すぐに取り組むべきAランクの課題だ。

 このようにして、自分の実態に合わせて、どれから取り組んでいくべきかという優先順序をつけることができる。

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 次はそれぞれの課題を、優先順位にしたがって10年間の計画表の中にAランク、Bランク、Cランクに分けて書き込んでいく。

 例えば15の課題があるとすれば、10年間だから1年間に1~2項目、すなわち約8カ月でひとつの課題に取り組んでマスターしていくことになる。

 もちろん、8カ月でマスターすることができない課題があることも考えて、1年間に2項目程度は取り上げると良い。

 こうして、取り組むべき課題を、10年間という期間の中に書きこむことができた。

 

 そして、Aランクの改題を、もう少し具体的で小さな実行レベルの内容に展開する。(Bランク、Cランクは1〜2年後で良い)

 たとえば「プロ意識を持つ」という課題であれば、まずプロというものがどのような考え方をして行動をするのかを知ることが第一だ。

 そのために、トッププロが書いたいくつかの本を読むことを実施項目①にする。

 次に、その内容を自分の仕事に置き換えてみて、プロ意識を持った仕事とは具体的にどういうことなのか考えることを実施項目②にする。

 このようにして、プロ意識を持つための具体的な方策(③・④…)に展開して、計画書に書きこんでいく。

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 なにしろ10年間の壮大な計画だから、2~3カ月間費やしてでも十分に考え尽くして、納得のいく計画を作ることが大切だ。

 もちろん進展状況に応じて、計画を変更していくのは必要なことだ。

 

組織力を発揮させよう

 企業業績は、社員の仕事の結果の相乗効果(組織力)で決まる。

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 多くの社員がそれぞれ役割を分担して働く企業では、それぞれの社員の仕事の成果の相乗効果が、企業全体の経営成果として現われてくる。

 その相乗効果が小さいと経営成果小さくなり、相乗効果が大きいと経営成果は大きくなる。

 

 この相乗効果を一般的に「組織力」というが、これから数回のブログでは、組織力を強く発揮させる方法について解説する。