㈱アドバンス経営 中田耕治のブログ

「優秀なリーダー」「伸びる社員」「伸ばす社長」について簡潔にお話しします。

組織は部分最適化に進みやすい

 組織は全体最適化ではなく、部分最適化の方向に進みやすい。

 

 組織の相乗効果が発揮されない原因の「行動ロス」だが、これは行動が全体最適ではなく部分最適で行われることをいう。

 

 営業や開発や生産等の部門にはそれぞれの部門目標があり、その目標達成のために日々仕事をしている。

 ところが、ある部門の目標達成が他の部門の目標達成とトレードオフの関係にあると、自部門の目標達成を優先するため、全体最適から部分最適の行動になってしまう。

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 ほとんどの場合、目標が達成できそうにない場合は、安易にトレードオフの関係に持ち込みやすい。

改善手法を学ぼう

 改善を進めるための、基本的な手法を知ることは大切だ。

 

 改善手法を知っていれば、改善を比較的簡単に実行することができる。

 そして改善手法の原点は、作業や時間を「小さく見る」こと、「定量的に(数字で)見る」ことだ。

 

 たとえば、作業の効率化をする場合には、作業を小さな手順に分解(記述)し、その手順の時間を測定すると良い。

 

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 小さく定量化すると、問題点や改善アイデアが見えて来る。

 反対に大きく定性的に見ると、問題点や改善アイデアが総論すぎて改善は出来ない。

 世界経済は停滞している言っても、何ら改善は出来ないことと同じだ。

「反面教師」から学ぼう

 自分の能力アップに真剣に取り組むと、自然に周囲の人の行動を注意深く観察するようになる。

 なぜならば、今自分が取り組んでいるテーマについて他の人はどのように考えているか、また、このことについて役に立つ情報はないだろうかと気になるからだ。

 そうして、徐々に自分の考え方や行動が変化してきて、やがて他人がその変化に気付き、その結果、自分に話しかけてきたり何か情報をくれたり、また自分に対する態度が変わって来る。

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 自分の行動に真剣になればなるほど、その度合いは強くなるものだ。

 その場合、「直接的に自分にとって良いことを教えてくれる教師」と「直接的には良いことではないが、間接的には良いことを教えてくれる反面教師」がいる。

 良いことだけを教えてくれる教師が多ければよいのだが、幸いにも(?)一般的には反面教師の方が多いように思う。

 

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 私は以前、サラリーマンとして会社に勤めていたとき、自分の能力アップのために、仕事が終わってからやるべきことをたくさん作っていた。

 経済や経営関係の本を読んだりスポーツをしたり、また、資格取得のために勉強をするなどだ。

 そのために、会社の仕事はできるだけ早く済まして、ほとんど定時で帰っていた。

 その当時、仕事を効率的にするという風潮は会社の中には無くて、とにかく遅くまで仕事をしていることが美徳で、夜の7時-8時まで仕事をしていると、「よく仕事をするね」とか「よく頑張るね」と言われていた。

 また「サービス残業」をする人もかなり多かったように思う。

 そのような会社の雰囲気の中で、私がいつも定時に帰っていることはよく目立った。

 

 あるとき上司から、「なぜ残業をしないのかね?」と聞かれたことがある。

 私は仕事は十分にしているつもりだったので、「残ってどんな仕事をすればいいのですか?」とその上司に質問をした。

 その答えは、「君が早く帰っていると、私の部署が周囲の人から暇に思われる。そうすると人や予算はくれないし、私の評価が悪くなる」と言った。

 この上司は、いったい何を考えているのかと思った。

 だから、残業をしないで定時で帰ることを続けた。

 その結果、それ以降の私の評価は非常に悪くなった。

 

 それでも、その上司から良いことを学んだと考えて、今では非常に感謝している。

 学んだことは、仕事と残業時間についての考え方だけではなくて、「リーダーとしてこのように考えてはいけない、このような行動をしてはいけない」という、数多くの「悪い見本」だ。

 その人のおかげで「悪い見本」から「よい見本」を考えることができ、今は大変役に立っている。

 これが「反面教師」だと思う。

 

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 このように、人はそれぞれの考え方や立場、また置かれた環境によって、さまざまな形で他人に対して影響を与えたり受けたりする。

 ところがその影響が、その人にとって直接的に良い影響である場合と、良くない影響である場合がある。

 どちらかと言えば、良くないことの方が多いようにも思う。

 それに対してブツブツと文句を言うのではなく、反面教師として自分が成長する糧にすればよい。

 「自分ならそのような考え方はしない。行動はしない」というように、反対の面から考えるようにして自分にプラスにすることだ。

 特に言えることは、大きな目標を目指して行動を進めていけばいくほど、周囲からの風当たりは強くなってくるものだ。

 それに対して、自分のプラスになるような「見方・考え方」をすることによって、自分の栄養に変え吸収すれば、自分の成長を加速させていくことができる。

部門間の情報流通を大切にしよう

 有益な情報が、部門間をうまく流通することは非常に大切だ。

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 情報ロスの一つに「横ロス」がある。

 これは営業、開発、生産等の組織の部門間にまたがる横の情報の流れが途絶えることをいう。

 たとえば営業が顧客から聞いてきた製品の将来需要について、生産に連絡しない等だ。

 当然、生産管理部門はこの情報を織り込まずに生産計画を立てることになるから、過剰在庫や品切れが発生する。

 

 この原因は、発信する情報の精度に自信が持てない場合は「黙っている方が賢明」という意識が働くからだ。

 各部門には、気軽に情報伝達ができる雰囲気が大切だ。

問題意識は誰もが持っている

 仕事の目的を考えると、問題点は必ず出てきて改善したくなる。

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 問題点を見つける気持ちを「問題意識」と言うが、普通はほとんどすべての人が生まれつき持っている。

 しかしながら、それはその作業(業務)をし始めたわずかな期間だけだ。

 その作業(業務)を繰り返して慣れてくると、その問題点は問題点ではなく、その問題点を含んだ作業(業務)をうまくこなすことが仕事のやりがいになり、その問題点が見えなくなる。

 

 これを問題意識を失うと言うが、すべての人は最初は問題意識を持っているので慣れる前に改善をすることが大切だ。

行動力の原点「体力」を強化しよう

 自己改造10年計画を、長期間にわたって実行していく原点は、やはり「体力」だ。

 体力がないと「途中で息切れして計画を中断したり」、また「行動にも力が入らずに、思ったような結果が出ない」ことにもなりかねない。

 体力のある人とない人を比較した場合に、どちらが目標を達成する可能性が高いか、特に長期間の計画においては明白だ。

 そう考えると、体力は非常に大きな武器になる。

 しかし、体力をつけてから自己改造計画にとりかかるというのではなくて、体力を強化しながら自己改造計画も実行すれば良い。

 

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 しかし体力を強化するといっても、一朝一夕にできるものではない。

 自己改造10年計画と同じように、毎日の小さな体力強化の「行動」を積み重ねることが、強い体力につながっていく。

 また反対に「睡眠不足」「運動不足」「暴飲・暴食」などの、毎日の小さな不健康な生活の積み重ねが、体力低下や大きな病気につながっていく。

 しかしながらほとんどの人、特に若い人は「自分は健康である。体力はそこそこ持っている」と考えている。

 なぜなら普通のサラリーマンの場合、疲れたら眠ればよいのだ。(会議中でも気を抜いたり、眠ることはできる)

 また、風邪を引いたり病気をして寝込んでしまうようなことがあれば、その時は会社を休めばよい。

 それどころか、年に1回や2回風邪を引いたり熱を出して有給休暇を使うことは、普通であると考えている人が多い。

 また、そのために有給休暇があると思っている。

 だから、通常のサラリーマン生活においては、体力の無さを痛感することは年に何回もない。

 

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 しかし、10年後に優秀なリーダーになった時を考えてみよう。

 優秀なリーダーになると仕事がたくさん入り、責任も大きくなって来る。

 また自分で独立して、ビジネスを展開しているかもしれない。

 そのような状態で、体力がないと考えてみるとどうだろう。

 多くの仕事が小さな時間を活用して組み込まれているような状態で、身体が疲れているからといって仕事に集中できなければ、仕事はどんどんと遅れていく。

 また自分だけの仕事ではなく、他人と共同して行う仕事に変わってる。

 つまり自分が仕事を休めば、他の人に迷惑をかけるようになる。

 独立して事業をしているのなら、休めば収入はなくなる。

 そして年をとると体力が低下することから、意識的に体力強化をしないかぎり、優秀なリーダーになった10年後には今よりも体力は必ず低下している。

 だから、優秀なリーダーになろうと決心した今から、体力も並行して強化しておくことは非常に大切である。

 

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 その体力強化は、簡単にできる「運動」や「節制」を続ければよい。

 運動のひとつは歩くことで、通勤の途中に往復で1時間程度の歩く区間を設ければよい。

 ふたつめは、週に2~3回軽くジョギングをすることだ。

 自分の家の周囲を20分ほど走ることによって、適当な汗をかき、全身に血液を心地良く巡らせることができる。

 家では、仕事の合間に腕立て伏せをすれば万全で、これは気分転換にもなる。

 

 始めた時は、運動のために体が疲れてしまい、なかなか本来の自己改造計画が進みにくいかもしれないが、我慢をして続けることだ。

 そのうちに自己改造計画の実行と体力強化の実行を、非常に効率よく並行して行うことができるようになる。

 このときから、体力強化のトレーニングは日常の習慣になり、心身ともにステップがひとつあがったと考えても良いだろう。

行動力の原点「体力」を強化しよう

 自己改造10年計画を、長期間にわたって実行していく原点は、やはり「体力」だ。

 体力がないと「途中で息切れして計画を中断したり」、また「行動にも力が入らずに、思ったような結果が出ない」ことにもなりかねない。

 体力のある人とない人を比較した場合に、どちらが目標を達成する可能性が高いか、特に長期間の計画においては明白だ。

 そう考えると、体力は非常に大きな武器になる。

 しかし、体力をつけてから自己改造計画にとりかかるというのではなくて、体力を強化しながら自己改造計画も実行すれば良い。

 

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 しかし体力を強化するといっても、一朝一夕にできるものではない。

 自己改造10年計画と同じように、毎日の小さな体力強化の「行動」を積み重ねることが、強い体力につながっていく。

 また反対に「睡眠不足」「運動不足」「暴飲・暴食」などの、毎日の小さな不健康な生活の積み重ねが、体力低下や大きな病気につながっていく。

 しかしながらほとんどの人、特に若い人は「自分は健康である。体力はそこそこ持っている」と考えている。

 なぜなら普通のサラリーマンの場合、疲れたら眠ればよいのだ。(会議中でも気を抜いたり、眠ることはできる)

 また、風邪を引いたり病気をして寝込んでしまうようなことがあれば、その時は会社を休めばよい。

 それどころか、年に1回や2回風邪を引いたり熱を出して有給休暇を使うことは、普通であると考えている人が多い。

 また、そのために有給休暇があると思っている。

 だから、通常のサラリーマン生活においては、体力の無さを痛感することは年に何回もない。

 

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 しかし、10年後に優秀なリーダーになった時を考えてみよう。

 優秀なリーダーになると仕事がたくさん入り、責任も大きくなって来る。

 また自分で独立して、ビジネスを展開しているかもしれない。

 そのような状態で、体力がないと考えてみるとどうだろう。

 多くの仕事が小さな時間を活用して組み込まれているような状態で、身体が疲れているからといって仕事に集中できなければ、仕事はどんどんと遅れていく。

 また自分だけの仕事ではなく、他人と共同して行う仕事に変わってる。

 つまり自分が仕事を休めば、他の人に迷惑をかけるようになる。

 独立して事業をしているのなら、休めば収入はなくなる。

 そして年をとると体力が低下することから、意識的に体力強化をしないかぎり、優秀なリーダーになった10年後には今よりも体力は必ず低下している。

 だから、優秀なリーダーになろうと決心した今から、体力も並行して強化しておくことは非常に大切である。

 

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 その体力強化は、簡単にできる「運動」や「節制」を続ければよい。

 運動のひとつは歩くことで、通勤の途中に往復で1時間程度の歩く区間を設ければよい。

 ふたつめは、週に2~3回軽くジョギングをすることだ。

 自分の家の周囲を20分ほど走ることによって、適当な汗をかき、全身に血液を心地良く巡らせることができる。

 家では、仕事の合間に腕立て伏せをすれば万全で、これは気分転換にもなる。

 

 始めた時は、運動のために体が疲れてしまい、なかなか本来の自己改造計画が進みにくいかもしれないが、我慢をして続けることだ。

 そのうちに自己改造計画の実行と体力強化の実行を、非常に効率よく並行して行うことができるようになる。

 このときから、体力強化のトレーニングは日常の習慣になり、心身ともにステップがひとつあがったと考えても良いだろう。