仕事で自分を伸ばそう

「伸びる社員」「伸ばす社長」「優秀なリーダー」について簡潔にお話しします。

過去にこだわらず「これから先」を考えよう①

 われわれは、ともすれば過去にこだわりがちだ。

 すなわち、自分の限られた過去の体験にこだわって、将来の結果を予測する傾向にある。

 過去に成功したことを持ち出して、同じ方法でこれからも成功するとか、また、過去に失敗したことを持ち出して、同じようにすれば失敗するとかだ。

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 しかし、過去に成功したり失敗したのは、そのときの「周囲の条件」が、たまたまそのような結果になる条件であったからだ。

 過去に成功したから、また、失敗したからと言っても、将来も、そのときと同じような「周囲の条件」になるとは限らない。

 時の経過で周囲の条件は変化しているのだから、過去にこだわって判断することは、間違っているのではないだろうか。

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 このような過去にとらわれた考え方を固定観念というが、将来をよくする「新たなチャレンジ」にとって、この固定観念は大敵だ。

 しかも、現在は、我々を取り巻く環境は急激に変化している。

 ゆっくりと環境が変化する時代であれば、過去と同じような判断をしても大きな間違いは少なかったかもしれない。

 しかし、環境が激変する中では、大きな失敗になりえる。

 だから、過去にこだわらないために、過去を忘れるべきと思う。

 過去を忘れ白紙になって考えることによって、正しい判断ができると考えている。

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 過去にこだわりやすい理由に、失敗の「原因」を考えすぎることがある。

 もちろん、失敗の原因を考えることは、将来成功するためには非常に大切なことだ。

 しかし、ともすれば、その失敗の「弁解」をするために、つまり、責任逃れの「原因」だけを考えがちになる。

 つまり、過去を考えることは、結果として、弁解だけを考えて同じ失敗(新たな再挑戦)はしないことになるのだ。

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 だから、これから先を考えるときは、過去の話は早く切り上げて、どうしたら将来は上手くいくのかという方向に頭を切り替えるべきだ。

 改めて過去のことを考えるまでもなく、将来の成功のことを強く思うと、潜在意識が過去の経験を無意識に前向きに考えてくれるようになる。

 すなわち過去は自然に活かされるものだ。

社長自らの成長が必要だ

 社員を教育し成長させるためには、まず社長自らが成長する必要がある。

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 人が人を育成することを考えると、育成する人はまず自らの育成(成長)を継続していることが大切だ。

 自らの成長をやめた人が人を育成しようとしても、成長の意義をその人は教えることができない。

 したがって育成の効果がほとんどない。

 育成する人(社長)は単なる上位の地位の人ということで、また多くの経験をしたということだけで、社員を育成しようとしてはいけない。

計画を上手く進めるコツ

 計画は「理性」で合理的に作り、感情で強く行動しよう。

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 人には理性と感情という、「心の2面」を持っている。

 理性は物事を理論的に考察するために必要で、感情は行動の原動力になる。

 理性と感情がうまくかみ合えば、素晴らしい行動力を発揮するが、たいていは理性が感情を押さえてしまう。

 人を行動へ駆り立てる動機づけのためには、ほとんどの場合、感情を上手に刺激することが必要だ。

プロ意識を持とう③

 プロとアマの違いの第3は目標で、プロの目標は大きな報酬とステータスが得られる「No1」になることだ。

 そしてそれを実現する、「日々のレベルアップ」が行動目標になっている。

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 しかしながらサラリーマンの目標は、「部長になる」「取締役になる」「社長になる」と言う人がいるかもしれないが、日々の行動のほとんどは仕事をこなすだけの「成り行き」か「現状維持」だ。

 本来なら自分のレベルをチェックして、その職務能力の最高レベル(トップ営業マン/ウーマン・トップ経理マン/ウーマン…)を目標にして「日々勉強」をすればよいのだが、そこまで考えている人は少ない。

 だから毎日、部長・取締役・社長を目指した、「現状維持だけの仕事」をして満足している。

 一生懸命に仕事に取り組んでいるだろうが、現状維持の仕事からは、進歩は絶対にない。

 進歩どころか維持すらできなくて、能力は落ちていくだけだ。

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 このように、プロとアマチュア(サラリーマン)を比較してみると、プロの世界は非常に厳しい。

 しかし、力のあるプロにとっては、自分を大きく活かせる非常に面白い世界である。

 なぜなら、自分の力だけに頼り、その力を磨くことによってその分野で君臨することができ、そして大きな収入と深い満足が得られるからだ。

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 一方、サラリーマン社会も年功序列制度の廃止や仕事の成果に基づく年俸制度の導入、また、役職の廃止や組織のフラット化など、「プロ制度化」が急速に進んでいる。

 その中で、自分と人を引っ張ることができる「優秀なリーダー」になるためには、サラリーマンとしてのプロ意識を持つ事が大切だ。

 そして、その意識を具体的な日々の仕事や行動に反映させることが、まず必要と考えている。

 

プロ意識を持とう②

 プロとアマの違いの第2は「能力のレベルアップ」で、これはプロにとっては「勝つ」ために当然必要なことであり、自ら学ぼうとしている。

 これに対してサラリーマンは、能力のレベルアップを本心からしたいと思っている人は多くはないし、また人から教えてもらうことをまず考えている。

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 プロの場合には、お互いにNo1を狙う「敵(ライバル)」であり、また、トップレベルの技術領域では、誰も教えてくれる人がいない。

 だから、自分で学ぶ以外に方法がない。

 そして、自分で必死に学ぼうとするから、レベルがぐんぐんと上がっていく。

 しかしながら、サラリーマンの場合、ほとんどの人は、仕事を一生懸命にしていれば、自然に能力は向上していくと「錯覚」している。

 これでは仕事に「慣れ」ていくだけで、頭を使わないから能力は低下していく。

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 また、先輩が教えてくれると思っている。

 学校では先生が教えてくれたからだ。

 そして、会社では社員教育があり、(いやいやながらも)教えてもらえる。

 しかし、ほとんどの会社では、休日の土曜日や日曜日に社員研修なんていう教育計画を作ったら、全社員からイヤがられる。

 高い能力が自分の価値であり、それを実現するのが「学ぶ」ことであるにもかかわらず、教育されることを嫌がる。

 まるで、他人のために学ぶように思える。

 このように、「能力アップ」や「学ぶ」ということについて、プロは積極的であるのに対し、サラリーマンは受け身であることがわかる。

 

プロ意識を持とう③へ続く

プロ意識を持とう①

 優秀なリーダーは、「プロ意識」を持っている。

 プロというのは、たとえば、野球やサッカーなどのプロスポーツ選手、将棋の4段以上のプロ棋士、また、芸能人などだ。

 すなわち自分の職業意識を強く持ち、その分野の中で必死に生存競争をしながら稼いでいる人たちを言う。

 残念ながら、プロ(サラリーマン)とはあまり言わないことから、多くのサラリーマンはアマチュアなのかもしれない。

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 では、プロとアマチュアの違いというのは何だろうか。

 第1に、プロはすべて「結果」で評価されるため、プロスポーツの選手や将棋の棋士は、勝負に勝たなければならない。

 芸能界では、来てくれたお客さんの数が結果だ。

 いくら一生懸命に歌を歌ったり芝居をしても、お客さんがたくさん来てくれなければ、プロとしての評価は低い。

 このように、プロの場合は結果がつかみやすく、その結果に合わせて収入は極端に大きく上下する。

 そして、プロはそれを納得している。

 だから、「自分は、努力はしたのですが…」ということは、絶対に言わない。

 それを言えば、プロから脱落だ。

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 一方、日本のサラリーマンは結果だけでなく、今でも「努力」が評価の対象になっている会社が多い。

 「日本的経営」と言われて、一時、高度成長の原動力と見なされた「年功序列制度」は、それに相当していた。

 ひとつの会社に長い年月勤めることが、仕事に対して優秀な能力を持っていると見られ、高く評価された。

 たとえ、仕事に失敗したとしても、「努力はしたのですが」というような弁解が十分に通じた。

 社内では、努力を認める評価の仕組みになっていたからで、今ではその仕組みは徐々に少なくなってきている。

 また、サラリーマンの評価は、評価基準はあるものの、仕事の結果よりは「勤務態度」とか「見かけの熱意」などのように、評価する人によって大きな差の出る評価項目が多く、評価された社員の納得性は少ない。

 だから、評価結果を無視して、「評価が低いのは、上司に人を見る目がないからだ」「自分としては一生懸命に仕事をした」、また「この程度の仕事の成果で給料相当だ」といったような、自己満足で自己評価をすることになる。

 

プロ意識を持とう②へ続く

 

 

社員に適切なアドバイスをしよう

 社員が仕事で困難にぶつかったときには、社長は適切な助言を与えよう。

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 人の心は不安定である。

 昨日は元気に一生懸命に働いていても、今日もそうとは限らない。

 なぜなら仕事の状況は刻々変化し、うまく進む時があれば困難にぶつかる時もあるからだ。

 もちろん困難に自ら対応し、乗り越えていくことは大切だ。

 しかしながら、社長が社員に与える動機づけは一時的ではなく、様子を観察しながら継続的に与え続けなければならない。