仕事で自分を伸ばそう

「伸びる社員」「伸ばす社長」「優秀なリーダー」について簡潔にお話しします。

未来を夢想しよう

 10年後の明るい未来を夢想すると楽しくなる。

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 10年後を夢想することは、感情を強く刺激する。

 自分がやりたい仕事をバリバリとこなしている姿、自分がなりたい姿が実現している姿を夢想することは非常に楽しい。

 

 この楽しさという感情が理性を動かし、夢を実現するプロセス(計画)作りが始まる。

 そして、おおよその計画がイメージできると行動がスタートし、少しづつ夢に近づいて行く。

新たな気持ち「さあ!これからもやるぞ」を持たせる 

 リーダーは周囲の人に対して、常に新たな気持ちにさせることが大切だ。

 新たな気持ちとは、グループの共通の目標に向かって、「さあ! これからもやるぞ」という意識にさせることで、このような意識になれば、仕事によりいっそう真剣に取り組むことができる。

 なぜならば、われわれが行っている仕事は、ほとんどが毎日同じことの繰り返しに思えてマンネリになりやすく、その仕事の目標を忘れてしまい、目標にまい進する力が鈍りやすいからだ。

 だから、メンバーと話をしたら「さあ! これからもやるぞ」という気にさせること、これを目指してリーダーはメンバーと話をしなければならない。

 そのためには、リーダー自身が常に新たな気持ちになっている必要がある。

 リーダーの新たな気持ちがメンバーに伝わり、そして、その人たちの気持ちを一新する。

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 リーダーが新たな気持ちになるための第1は、常に目標を意識していることだ。

 その目標も、たとえば3ヶ月先の目標、1年先の目標、そして5年先の目標と、3ステップで考えていることが必要で、あまり現実に近い3ヶ月先という当面の目標だけを意識していると疲れてしまう。

 なぜなら、その目標に対してはすぐに結果が出るため、その結果が良くても悪くても一喜一憂しやすい。

 しかし、もう少し先の1年先とか5年先の目標も同時に意識していると、計画の進展が着実に実感できるために、近場の目標に一喜一憂する(とらわれる)ことなく、常に新たな気持ちになることができる。

 

 新たな気持ちになるための第2は、目標実現の可能性を信じることだ。

 いくら1年先や5年先の目標を描いたとしても、それが実現できるかできないかわからないならば、また自信が持てないならば、新たな気持ちなることはできない。

 だから、その目標が本当に実現すると信じることだ。

 この信じるということは、自分の意志でできる。

 しかし、何回かやってくる「困難や失敗」で弱気になったり、信じられなくなったりするものだ。

 だから、「部屋に目標を掲示しておく」、また、「毎朝目標を読んで自覚する」などの方法で、目標が少しずつ実現していることを、自分の頭の中に焼き付ける工夫が必要だ。

 

 さらに、第3は、毎日の生活に区切りをつけることだ。

 決して昨日の延長で、今日の自分の仕事や時間を考えてはいけない。

 昨日の延長で今日を迎えると、どうしても現実にとらわれた発想になりやすく、新たな気持ちにはなりにくい。

 だから、たとえば朝起きた時に、「今日から新たな日々が始まった。新しい自分の人生が始まった。何か新しいことに巡り会うかもしれない」と意識すると良い。

 このようにして、新たな1日が始まるという自覚を持つことによって、常に新たな気持ちになることができる。

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 その他にもいろいろな方法があると思うが、自分に適した方法を考え出して、自分自身の気持ちを常に新たな気持ちにしておくことは、リーダーにとって非常に大切なことだ。

 

 

社長は日進月歩だ

 社長は日々、自己を超えなければならない。

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 肉体と頭の両方だ。 

 どちらが欠けても、会社を伸ばす良い経営は困難だ。

 人に負けない元気さ、バイタリティ、スタミナを持ち、誰にも負けない考察力、先見性を鍛えておくことが必要だ。

  企業の成長の成否は、社長の「肉体と頭」に大きく依存していることは明白だ。

 

 社長が平日にゴルフ、夜はお酒の付き合いと、遊びにうつつをぬかしていたら会社が傾くのは必然だ。

 それでも会社がうまくいっているのなら、それは優秀な社員がいるからで、その社員の働き如何では会社は斜めになることになる。

本を役立てよう

 本は、「捨てる時」に役に立つと考えている。

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 本を捨てることは、感情を大変刺激する。

 捨てる時に強く思うことは、「お金がもったいない」「いつか読むかもしれない」「寂しい」などであろう。

 これらの思いを振り切って捨てる時に、必然的に感情を刺激するのだ。

 さらに、捨てるからには大切な部分は覚えようとしたり、メモをとったりする。

 だから捨てると、進歩するのだ。

 そして結果的に、役に立つのだ。

 もう一度読見たくなったら、また買えば良い。

 その時は、さらに、本当に役に立つだろう。

 本以外にも、「捨てる改善」はたくさんある。

人を「やる気」にさせよう

 メンバーをまとめて、ひとつの目標に向かって行動させていくリーダーにとって、人をやる気にさせることは、非常に大きな課題だ。

 いくら立派な経営戦略や戦術を作ったとしても、それを実行するメンバーが前向きな「やる気」を持って仕事に取り組まなければ、思ったような結果は得られない。

 結果は、メンバーの「やる気」しだいだ。

 しかし厄介なことに、やる気を持っているのか、やる気をなくしているのか、表面的にはなかなか見分けることはできない。

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 人をやる気にさせるためには、人が行動を起こす要因にはさまざまなものがあり、その時の状況によって大きく異なるため、それを理解した行動が必要だ。

 その要因を探るために、行動科学という分野で、昔から多くの人によって研究がされて来た。

 代表的な理論に「マグレガーのX‐Y理論」、「マズローの欲求5段階説」、「ハーズバーグの動機付け―衛生理論」などがある。

 マグレガーのXY理論は、「人は本来怠け者であり、ほっておくとさぼろうとするX理論」と、「ほっておいても立派に仕事を成し遂げようとするY理論」の2つのを面を人間は持っているというものだ。

 そして状況に応じて、X理論に基づく行動をしたり、また、Y理論に基づく行動をする。

 マズローの欲求5段階説は、人は5つの欲求があり「①生理的欲求」→「②安全の欲求」→「③社会的な欲求」→「④自我の欲求」→「⑤自己実現の欲求」のように、順次満たされるように行動を起こしていくというものだ。

 ハーツバークの動機づけ‐衛生理論は、行動を動機付ける要因として「仕事の達成感や昇進」があり、「給料や人間関係」は、満たされても動機付けの要因にはならないが、無いと不満足の要因になるというものだ。

 過去の経営コンサルティングのいろいろな場面を振り返ってみると、これらの理論はなかなか的を得ていると思っている。

 

 このほかにも多くの人によって解析されているが、あまり複雑に考えなくても、人を動機付ける基本的な考え方がある。

 それは、「その人のためになることを考えて指示する」ということだ。

 ほとんどの人は、自分のためになることを考えて指示をしてくれるならその指示に従う。

 しかし、それが、指示をした人だけのためであるとか、また、自分にとって不利なことであるならば、人はやる気にならない。

 だから、基本的には、人のためになることを考えて指示すれば良い。

 では、人がいやがることさせるにはどうすればよいのだろうか。

 リーダーの立場になると、そういう場合が出てくると思われる。

 その時に強い口調になったり、また、上司の命令だとして職権ばかりさらけ出していては、人は動くかもしれないが、本心からの行動は望めない。

 つまり、いやがることをさせるのは基本的には無理なのだ。

 誰だってそうだ。

 いくらお金を出すからいわれても、「いやなものはいや」という人が多い。

 しかし、「いやがること」でも「その人のためになること」はある。

 簡単な例が、「子供の勉強」だ。

 子供は勉強をいやがるが、子供のためになることは確かだ。

 つまり、人が嫌がることでも、その人のためになる理由を見つけ出して、それを説得しながら相手に指示するようにすると良い。

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 さらに、やる気を増すには、その人の「考え方」と「行動」を認めることだ。

 人は、自分が認められると、その人の言うことを聞くもので、だからまず相手を認めることが大切だ。

 いくら正論であっても、「君の考え方は違っているから、これからはこのやり方でやってくれ」と指示すれば、いやいや動くことはあっても、心から動くことはない。

 このような場合には、「君の考えは正しいが、こういうやり方をすればもっと良い結果が出るよ」といったように、相手の考え方や行動を認めながら、自分の考えていることを指示すると良い。

 つまり、「相手に一歩譲って、そして自分の思いを相手に伝えていく」という話し方が大切だ。

社員の脳力を開発しよう

 経営目標を達成するためには、社員を活かす脳力開発が必要だ。

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 社長は社員を活かすことが仕事だ。

 社員が経営計画の細部を実行していくことになるからで、いくら良い経営計画と戦略を立てても、それをうまく実行できなければ絵にかいた餅になる。

 そしてそのような会社が多い。

 

 それは社員を活かし切っていないことが、大きな原因である。

 社員に、脳力(知識+考察力)の向上を要求するとともに、社長が社員の脳力開発を進めていくことが必要だ。

 残念ながら、自分で脳力開発できる社員は少ないものだ。

 何らかの強力な外圧が必要だ。

行動の阻害要因を無くそう

 行動を阻害する、「過去の豊かな知識や経験」は捨て去ろう。

二匹目のドジョウを狙う人のイラスト

 過去の豊かな知識や経験が、新たな知識の吸収や、大切な行動を阻害していることが多い。

 豊かな知識や経験が、それも成功体験が、いわゆる固定観念を創造して、新たな行動を邪魔するのだ。

 このジレンマから脱却するには、過去の知識や経験をすっかりと捨て去ることだ。

 捨てることが感情を刺激して、新たな知識の吸収や行動が始まる。