優秀なリーダー
自分が感じる他人の欠点をその人に指摘すること、これは「悪口」と言われて、一般的によくないことであると解釈されている。 しかし、人の欠点を指摘することは、指摘された人にとって非常に大切なことであると考えている。 なぜなら、もし指摘した欠点が当…
日常の仕事で問題が発生したときには、その原因を追求し、原因を無くす対策を考えて実行し、その問題が2度と発生しないようにする。 これが、問題解決の普通の方法だ。 このようにして問題を解決していけば、同じような原因の問題が2度と発生せず、スムー…
日常の作業においては、ともすれば「目的を忘れた作業」になっていることが多々ある。 日常の作業には、たとえば「書類の作成」「製品の製造」「営業マンの顧客訪問」「会議」などがある。 しかしよく考えると、書類を作る作業では、その書類が果たすべき役…
我々は、人を見るときに2つの見方をする。 ひとつは、表面的な「現象」だけを見る見方で、もうひとつは、その現象の奥に潜む「本質」を見抜く見方だ。 人を見て次の行動に移る判断をする場合には、後者の表面的に見られる現象から本質を見抜き、必ずその本…
会社の「夢」や「あるべき姿」に向かって現状を変革していくときに、社員全員がその方向で自分の仕事を理解し、そして、行動していくことが必要だ。 まず、仕事を理解することはそう難しくはない。 仕事の目的や意義を話し合い、その仕事の進め方やポイント…
攻める厳しさに必要な時間は、守る厳しさに必要な時間より少なくて成果が大きい。 なぜなら、攻める場合には不確定要素が多く、いい加減で「諦め」ができるからだ。 「人事を尽くして天命を待つ」こと、すなわち最善を尽くして、あとは時間が過ぎて結果が出…
仕事をうまく進めて、その結果を会社の成長や収益向上という業績に反映していくためには、「厳しさ」が必要だ。 この厳しさには、「守る厳しさ」と「攻める厳しさ」の2種類がある。 「守る厳しさ」とは、決められた規則を守ったり、また、現状のレベルを維…
会社を取り巻く環境変化に追従するため、仕事に変化を求めることは非常に大切だが、人は変化を嫌い安定を求めやすい。 それは、仕事を変化させるためには力がいるからだ。 逆に、安定していること、つまり、変化しないということは、車が停止しているのと同…
仕事に変化を求めることは非常に大切だ。 仕事の内容が安定していて、変化していないということは、すなわち、会社は衰退していると言える。 なぜなら、会社を取り巻く経営環境はとどまることなくグローバルに激変しているのに、仕事が変化していないという…
若いときには過去の体験が少ないからかもしれないが、過去を考えることはあまりない。 長い将来を「成功」させることだけに燃えている。 しかし、年をとって多くの過去ができてくると、過去の知識や体験を思い出そうとしたり、考えるようになる。 これは成長…
われわれは、ともすれば過去にこだわりがちだ。 すなわち、自分の限られた過去の体験にこだわって、将来の結果を予測する傾向にある。 過去に成功したことを持ち出して、同じ方法でこれからも成功するとか、また、過去に失敗したことを持ち出して、同じよう…
プロとアマの違いの第3は目標で、プロの目標は大きな報酬とステータスが得られる「No1」になることだ。 そしてそれを実現する、「日々のレベルアップ」が行動目標になっている。 しかしながらサラリーマンの目標は、「部長になる」「取締役になる」「社長に…
プロとアマの違いの第2は「能力のレベルアップ」で、これはプロにとっては「勝つ」ために当然必要なことであり、自ら学ぼうとしている。 これに対してサラリーマンは、能力のレベルアップを本心からしたいと思っている人は多くはないし、また人から教えても…
優秀なリーダーは、「プロ意識」を持っている。 プロというのは、たとえば、野球やサッカーなどのプロスポーツ選手、将棋の4段以上のプロ棋士、また、芸能人などだ。 すなわち自分の職業意識を強く持ち、その分野の中で必死に生存競争をしながら稼いでいる人…
「高齢化」「少子化」「グローバル化」「働き方の多様化」「SDGS」等が加速化している。 このように会社を取り巻く経営環境が、これまで以上に激変しようとしている今ほど、「優秀なリーダー」が求められている時代はない。 優れたリーダーに必要な「リーダ…