経営コンサルタント 中田耕治のブログ

「伸びる社員」「伸ばす社長」「優秀なリーダー」について簡潔にお話しします。

「攻める厳しさ」を持とう

 攻める厳しさに必要な時間は、守る厳しさに必要な時間より少なくて成果が大きい。

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 なぜなら、攻める場合には不確定要素が多く、いい加減で「諦め」ができるからだ。

 「人事を尽くして天命を待つ」こと、すなわち最善を尽くして、あとは時間が過ぎて結果が出るのを待つだけなのだ。

 また守る厳しさから得られる「現状維持」と違って、攻める厳しさから得られる結果は「夢」や「あるべき姿」で、その大きさは無限大だ。

 このように、攻める厳しさから得られるものは非常に大きく、また、そのために必要な時間は守る厳しさに比べたら少ないものだ。

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 守る厳しさと、攻める厳しさについて考えてきたが、日常の仕事においては、いろいろな場面で「厳しさ」を出さなくてはいけないときがある。

 そのときは、自分は「守る厳しさ」を出そうとしているのか、「攻める厳しさ」を出そうとしているのかをよく考えることが重要だ。

 ともすると、無意識のうちに守る厳しさの方を考えている。

 何か新しいことにチャレンジをしようとする場面では、「このような不都合や、あのような問題点が発生するかもしれない」「失敗するかもしれない」「もしそうなったら…」などと、現状を守ることを考えやすい。

 そうではなくて、「こうしてやればきっとうまくいく。こんな方法もチャレンジするべきだ…」などのように、攻めることを考えることが大切だ。

 

 また物事を決断する場面では、その決断が、守る方向の決断なのか攻める方向の決断なのかをよく考えることが大切だ。

 その判断基準は、その決断から得られるものが、現状維持レベルの大きさのものなのか、それとも、かなり大きなものであるかを基本にすればよい。

 そうすれば、攻めの厳しさを持った判断ができ、これからの発展につながる。