㈱アドバンス経営 中田耕治のブログ

「優秀なリーダー」「伸びる社員」「伸ばす社長」について簡潔にお話しします。

自己改造計画を作ろう

 さまざまな優秀なリーダーの考え方を、これらをどのようにして自分なりに学んで理解し、そして体得していくか、1番大切なポイントは「上手な計画化」だ。

 何でもそうだが、一気に身につく、また体得できるというものはない。

 時間をかけて、じっくりとコツコツと一歩ずつ、優秀なリーダーへの道を登っていくものだ。

 その期間としては、10年間くらいが適当だろう。

 10年間というのは長すぎる印象を受けるかもしれないが、性格的な部分を含んで改造していくわけだから、あまり短期的に考えないで、10年先を見てじっくりと取り組むことが必要だ。

 ただ、過ぎ去ってみると、10年というのは本当に早いものだ。

将来設計をする人のイラスト(女性)

 では、具体的にどのようにして、10年計画を立てたらよいのだろうか。

 まず、今までにブログに書いた「優秀なリーダーの考え方」について、自分をよく見つめることだ。

 そうすると、自分に全く欠けているもの、かなり備わっているもの、また、平均点と思われるものに分けることができる。

 

 そして、これからマスターする必要性を考えて、優先順位(Aランク/Bランク/Cランク)をつける。

 たとえば「プロ意識」について、「自分はプロ意識を持っている」と考えるならば、それは優先順位が低い(後で取り組めばよい)Cランクの課題になる。

 しかしながら、自分はプロ意識に欠けていると考えるならば、すぐに取り組むべきAランクの課題になる。

 また「過去へのこだわり」について、「自分はいつも過去のことをよく覚えていて過去をもとに現状を考えやすい。そして人に対して、なぜ過去と現状が違うかよく聞くことがある」のであれば、過去にこだわる性格が強いので、これは、すぐに取り組むべきAランクの課題だ。

 このようにして、自分の実態に合わせて、どれから取り組んでいくべきかという優先順序をつけることができる。

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 次はそれぞれの課題を、優先順位にしたがって10年間の計画表の中にAランク、Bランク、Cランクに分けて書き込んでいく。

 例えば15の課題があるとすれば、10年間だから1年間に1~2項目、すなわち約8カ月でひとつの課題に取り組んでマスターしていくことになる。

 もちろん、8カ月でマスターすることができない課題があることも考えて、1年間に2項目程度は取り上げると良い。

 こうして、取り組むべき課題を、10年間という期間の中に書きこむことができた。

 

 そして、Aランクの改題を、もう少し具体的で小さな実行レベルの内容に展開する。(Bランク、Cランクは1〜2年後で良い)

 たとえば「プロ意識を持つ」という課題であれば、まずプロというものがどのような考え方をして行動をするのかを知ることが第一だ。

 そのために、トッププロが書いたいくつかの本を読むことを実施項目①にする。

 次に、その内容を自分の仕事に置き換えてみて、プロ意識を持った仕事とは具体的にどういうことなのか考えることを実施項目②にする。

 このようにして、プロ意識を持つための具体的な方策(③・④…)に展開して、計画書に書きこんでいく。

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 なにしろ10年間の壮大な計画だから、2~3カ月間費やしてでも十分に考え尽くして、納得のいく計画を作ることが大切だ。

 もちろん進展状況に応じて、計画を変更していくのは必要なことだ。