㈱アドバンス経営 中田耕治のブログ

「優秀なリーダー」「伸びる社員」「伸ばす社長」について簡潔にお話しします。

自分に投資をしよう

 優秀なリーダーを目指して自己改造10年計画を実行することは、自分に対して大きな投資をすることだ。

 投資というのは、結果としての「利益」を期待して、自分が持っている「お金」や「時間」を使ったり、また、自分の頭を使って「努力」をすることだが、この投資をせずに利益を得るとことはない。

投資をしている人のイラスト

 その投資をするときに考えることは、次の3点だ。

 ① 投資したお金や時間に対して期待できる「利益」の大きさ

 ② 投資してから利益が回収できるまでの「期間」の長さ

 ③ 利益回収の「確実性」

 

 一般的に「利益」は大きく、「期間」は短く、「確実性」は高くを望むが、期待できる利益が大きいと確実性が低くなるなど、それらはお互いに相反する関係にある。

 たとえば、「1億円宝くじ」などのように、夢のような利益が期待できるものは「投機」といい、当選の確率(確実性)は非常に小さくなる。

 もちろん、宝くじの場合、一般的には使うお金や時間はたかが知れているから、当たらなくても痛手はない。

 

 しかしながら、自己改造10年計画は、多くのお金と10年間の時間、そして多くの努力と忍耐を注ぐわけだから、決して、宝くじのような確率の低いものではなく、さまざまな大きな利益のある確実性の高い投資だ。

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 ところで、この自己改造10年計画に投資するモノは、まず「時間」だ。

 本を読む時間、物事を考える時間、また人と話す時間、それらを書いたりまとめたりする時間、さらに身体を鍛えるために走ったり歩いたり運動する時間が必要だ。

 毎日1時間を10年間続けると3650時間、すなわち、一般的な年間の労働時間2000時間と比較して莫大な時間になる。

 

 次は「お金」で、本やパソコンなどを買うお金、自分の部屋を改造するお金、また、勉強のために学校に通うお金、スポーツにかけるお金だ。

 1年間に50万円使ったら、10年間で500万円になる。

 

 このような多くの時間やお金が、努力というプロセスを通して、自分自身の頭(精神力)や身体(肉体力)に蓄積されていく。

 このようにして頭や身体が鍛えられながら、やがて、自己改造計画が完遂され、そして、目標に描いた「夢」が実現されるのだ。

 このような、投資から夢が実現するまでの過程を考えると、自己改造計画は、宝くじのように夢が実現する可能性が非常に少ないものではないことがわかる。

 投資をしてから夢が実現するまでの間には、頭や身体のレベルアップといった努力によって確実に得られる「夢実現の中間ポイント」があるからこそ実現性が高い。

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 ところで、人は努力をしてもその努力が報われそうにないと思われるようなことには、大きな力を注ぐことはしない。

 だから、自己改造10年計画という投資をするに当たり、先ほどのように考えて、自分の努力が確実に報われるという「自信」を持つことが非常に大切になる。

 自信とは「自分を信じること」だが、その自信が10年間の投資を可能にしてくれる。

 そのためにもうひとつ考えておきたいことは、「努力」というのは楽しいものであるということだ。

 自己投資の努力を「お金と時間を使う苦痛」と考えずに、「大きな夢が実現する楽しみ」というように考えることが大切だ。

 10年計画をスタートした当初の間、計画を実行するときには多くの努力が必要かもしれない。

 毎日1時間本を読んで勉強すること、また20分間のジョギングはしばらくの間は苦痛に感じるかもしれないが、少し経つと楽しみに変わってくる。

 なぜなら、「自分の計画したことが予定通りに進み出した」「複雑なことを上手く分析できるようになった」「多くの知識を得てものの見方が広がった」「身体が元気になってきた」、そして「毎日が精神的に充実している」などを感じることができるようになるからだ。

 こうして、自己改造10年計画を実行することが楽しくなれば、もう目標は実現したも同じだ。