㈱アドバンス経営 中田耕治のブログ

「優秀なリーダー」「伸びる社員」「伸ばす社長」について簡潔にお話しします。

「小さい行動の積み重ね」を大切にしよう

 自己改造10年計画に従って計画した内容を実行していく上で大切なことだが、これから行おうとすることは、10年間にわたってほぼ毎日小さな行動を積み重ねていくことによって、大きな成果を得る。

 けっしてひとつの内容を実行したからといって、それだけで短期間に大きな成果が得られるわけではない。

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 それは、身体の「体力強化」について考えてみるとわかる。

 少々のことでは疲れないスタミナのある身体を作ろうとすると、日々の行動として適切な運動とバランスのとれた食事、そして、適当な睡眠が必要になる。

 運動としては「30分歩く」「軽く15分走る」「200メートル泳ぐ」、またスポーツジムでの「筋力トレーニング」などがある。

 しかしこのような運動を、はりきって1カ月続けたとしても、思うような体力は得られない。

 反対に初めのうちは運動の疲れが出て、体力がなくなったように感じられるかもしれない。

 もう、3カ月続けてみるとどうだろう。

 少し変わった感じはするかもしれないが、まだまだ期待するほどの大きな変化はない。

 さらに、3年続ければどうだろう。

 3年後には、日々の積み重ねの運動が習慣になっていることに気付き、また3年前と比べてぐんと体力がついている自分を発見することができ、さらにこれからもこの毎日の運動を続けていこうという決心ができるはずだ。

 

 同じように、会社の「体質強化」もそうだ。

 何かひとつの経営改善、たとえば「生産性向上」「原価低減」「管理システム構築」などのどれかを実行をすれば、非常に大きな成果が得られると期待されている経営者が多い。

 しかし現在利益が出ない、また体質が弱くなっているとすれば、それは長年の経営の積み重ねの結果なので、それを一気に取り戻そうとしても無理がある。

 起死回生の「リストラ」が急激な収益力向上の手法と見られているようだが、これは、経営改善を始める「きっかけ」にすぎない。

 リストラを行ったあと、それから小さな問題を数多く解決していくことを何年も積み重ねることによって、収益力のある体質の強い会社になる。

 

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 そして、優秀なリーダーになるために、自己改造10年計画を実行するときもこれと同じだ。

 毎日の小さな行動を積み重ね、これを3年積み重ねることによってはじめて自分の成長を実感することができる。

 このことをよく理解しておかないと、なかなか長続きはしない。

 しかし毎日実行することは、「短い時間の小さなこと」で良い。

 たとえば、毎日10分の時間をかけた行動でも、1年間では3650分、すなわち、60時間という大きな時間になる。

 毎日10分といえば、非常に短いなんでもない時間のように思えるが、積み重ねると大きな成果を実現することができる。

また小さな時間としては、「通勤電車の往復の30分」「昼休みの10分」「仕事途中の頭を休める20分」「自宅での40分」などがあり、このような細切れの時間を活用することが大切だ。

 

 毎日の何気ない時間をうまく活用することの大切さを知って行動すること、この小さな行動の積み重ねが大きな成果に結びつく。

 毎日最低10分、これを自分の肝に銘じて、優秀なリーダーになるための行動に取り組むことが必要だ。