2022-01-26 組織は部分最適化に進みやすい 伸ばす社長 組織は全体最適化ではなく、部分最適化の方向に進みやすい。 組織の相乗効果が発揮されない原因の「行動ロス」だが、これは行動が全体最適ではなく部分最適で行われることをいう。 営業や開発や生産等の部門にはそれぞれの部門目標があり、その目標達成のために日々仕事をしている。 ところが、ある部門の目標達成が他の部門の目標達成とトレードオフの関係にあると、自部門の目標達成を優先するため、全体最適から部分最適の行動になってしまう。 ほとんどの場合、目標が達成できそうにない場合は、安易にトレードオフの関係に持ち込みやすい。