経営上の判断では、多数決は弊害になることが多い。
会議では多数決で決まることが多いが、経営判断を要する議題では、多数決が必ずしも正しい判断であるとは限らない。
経営判断とは、社内の現状と会社を取り巻く経営環境を正しく理解し、それを10年先に伸ばして考えて決定することで、これができる人は当然限られてくる。
議題によって少数の判断者を決めれば、最大のスピードで「決定」することができ、決定の無難化と遅れ、そして時間の短縮を図ることができる。
もちろん決定したことについては、状況の変化とともに、ブラッシュアップしていくことが必要である。(決めたことにこだわらない)