㈱アドバンス経営 中田耕治のブログ

「優秀なリーダー」「伸びる社員」「伸ばす社長」について簡潔にお話しします。

今までの習慣や考え方を変えるには「エネルギー」が必要だ

 動いている物の速さを加速したり減速するには「力」が必要で、これを「ニュートン慣性の法則」という。

 そして、必要な「力」の大きさは、物体の重さと加・減速するスピードをかけた大きさに比例する。

 

 これは物体の速度の変化についての話だが、われわれ人間の習慣や考え方の変化についても同じだ。

 もちろん、今までの習慣や考え方に基づく行動には、大きなエネルギーは必要がない。

 つまり、大きなエネルギーをかけないことには、今までの習慣や考え方を変えることはできないのだ。

化粧前・化粧後のイラスト(メイクアップ)

 一方、われわれ人間は、エネルギーを大量に消費することを本能的に拒否する。

 なぜならば、エネルギーを使えば身体の中のエネルギーが減少し、それは生命を維持することに対して危険であると本能的にわかっているからだ。

 つまり、エネルギー消費を「本能的」に拒否するために、「意識的」に努力しない限り、エネルギーを使うことはできない。

 だから、今までの習慣や考え方を変えるための行動をするときには、どうしても、やりたくない気持ち、すなわち、さぼり心や怠惰心が自然と出てくる。

 しかし、そのような気持ちは、人間であるならば当然のことだ。

 これは、自分だけでなく誰にでもあることで、それを知ることは、自分がリーダーになってメンバーを動機付ける時に相手の気持ちを理解する上で必要なことだ。

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 このように、どうしてもやりたくないような気持ちになるのであれば、自分は、大量にエネルギーが必要な、手ごわい物事に挑戦しているのだと思うことだ。

 けっして、さぼり心を持っていると自分を責めてはいけない。

 自分を責めると元気が出なくなる。

 そして、どのようにしてエネルギーを充満させたらよいのか、ということを考えれば良い。

 そのためには、エネルギーが満ちるまで今の行動を少し中断するか、別な行動に一時的に変えて、リフレッシュしてみることもひとつの方法だ。

 

 物体だけでなく、人間の習慣や考え方についても「ニュートン慣性の法則」が働き、それらを変化させるためには、行動の大きさに比例したエネルギーが必要だということを理解すれば、自分を苦しめることなく行動に移る工夫ができる。